政治評論家で新右翼団体「一水会」の顧問である鈴木邦男氏が18日、韓国・ソウル大学を訪れ、「真の愛国者は他者を排斥する人ではない」と述べた。(提供:news1)
政治評論家で新右翼団体「一水会」の顧問である鈴木邦男氏が18日、韓国・ソウル大学を訪れ、「真の愛国者は他者を排斥する人ではない」と述べた。(提供:news1)
政治評論家で新右翼団体「一水会」の顧問である鈴木邦男氏が18日、韓国・ソウル大学を訪れ、「真の愛国者は他者を排斥する人ではない」と述べた。

 鈴木氏はソウル大国際大学院で「私はなぜヘイトスピーチを嫌うのか」と題した特別講演を行い、日本右翼が見た日本のネット右翼に対する見解を明らかにした。

 「ネット右翼」とは、インターネットで積極的に活動する右翼傾向のネットユーザーで、最近は嫌韓デモを始めとする嫌韓・嫌中談論を拡散させて非難している。

 鈴木氏は講演で愛国の論理で装ったヘイトスピーチが、真の愛国と政治家の役割を忘却していると主張した。

 また「真の愛国者、真の政治家は、敵と反感をなくすために努力する者だ」とし、「今の日本の政治家は、日本国民の人気を迎合する内部に向かった政治だけに神経を使っている」と指摘した。

 続けて嫌韓勢力の増大にもかかわらず、これをきちんと報道しない日本メディアの現状についても言及した。「何人かの日本人が国家の防衛力強化を主張している」とし、「問題の深刻さを感じながらも、マスコミは大衆の反発を恐れて責任ある報道をできないでいる」と批判した。

 さらに「真の右翼としてヘイトスピーチ反対活動をしている」と紹介した。

 この日の講演は、ソウル大の日本研究所主催で開催され、ソウル大日本研究所のパク・チョルヒ所長、東西(トンソ)大日本研究センターのチョン・グジョン所長をはじめ、交流で訪韓した名古屋大学の学生ら60名が出席した。


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