【世宗聯合ニュース】韓国の関係官庁によると、昨年のギャンブル産業の売上高は19兆8718億ウォン(約2兆1394億円)で前年比1.0%増加した。2006年から9年連続で増えている。 2011年(5.0%増)と2012年(6.5%増)に比べると伸びは鈍化したものの、プラスが続いていることから今年は20兆ウォンを超えると見込まれる。 最も売上高が大きいのは競馬で7兆6464億ウォン。しかし、前年比0.7%減と2年連続でマイナスとなっている。顧客の高齢化と新規顧客の流入減が主因と指摘される。競輪と競艇も3年連続で減少した。 一方、数字選択式の「ロト」など含む宝くじの売上高は3兆2827億ウォンで1.4%増えた。2008年から増加が続くが、伸びはやや鈍化した。また、スポーツ宝くじの「体育振興投票券」は3兆2813億ウォンで6.5%増加した。 カジノのうち韓国人が利用できる江原ランドの売上高は約10%増の1兆4000億ウォン台と推定される。不況の中でも江原ランドは盛況で、2012年(2.0%増)と2013年(5.8%増)の伸びを上回ったとみられる。 外国人専用カジノは1兆3685億ウォンと、0.7%増にとどまった。この数年、中国人観光客の増加に伴い売上高が大幅に伸びていたが、昨年後半は中国の「反腐敗運動」が影響したと、業界関係者は説明した。 外国人カジノを除いたギャンブル産業全体の売上高は18兆5063億ウォンで、前年比1.2%増加した。 mgk1202@yna.co.kr
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