セウォル号引き揚げ…「行方不明者家族の切迫に応答を」

セウォル号沈没事故1周忌を1か月後に控えた17日、セウォル号行方不明者家族は「セウォル号引き揚げは真実を引き揚げること」とし、セウォル号の早急な引き揚げを政府に促した。

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　行方不明者家族を含めた4・16家族協議会とセウォル号惨事国民対策会議の関係者70人余りはこの日、ソウル・鍾路区（チョンノグ）清雲洞（チョンウンドン）の住民センター前で、記者会見を開き「私たちの切迫に応答してほしい」と声を高めた。

　チョン・ミョンソン4・16家族協会代表は「セウォル号特別法が発表され、惨事があってから1年近く過ぎても何の変化もない」とし「最後の1人まで探すという大統領の約束はどこにあるのか」と話を切り出した。

　続けて「まだ行方不明者9人は珍島（チンド）沖にいる」とし「位置も分かっていて全国民に約束までしたにもかかわらず、引き揚げを先延ばしする国の態度は国民との約束を破るもの」と指摘した。

　この日、行方不明者家族はセウォル号沈没事故1周忌を迎え、国民にセウォル号沈没事故に関心を持ってくれることをお願いした。