【世宗聯合ニュース】韓国が国連食糧農業機関(FAO)と提携し、北朝鮮の養殖業育成に乗り出す。韓国海洋水産部が17日発表した。 同部によると、韓国海洋水産開発院とFAOは来月、北朝鮮の養殖支援事業に関する共同研究推進に向けた業務協約を締結する。 韓国政府の代わりにFAOが北朝鮮の意思を確認し、南北共同研究事業として進める形を取る。 業務協約には海洋水産開発院とFAOが2015~2016年に15万ドル(約1820万円)相当の予算を確保し、北朝鮮養殖業の実態調査、北朝鮮の気候に適した養殖種苗の開発、養殖業人材育成案の研究などに着手する内容が含まれる見通し。2017年からは調査結果を基に、300億ウォン(約32億円)規模の信託基金を運用することで養殖生産量を増やすほか、北朝鮮地域の養殖場施設設置を支援する計画だ。 csi@yna.co.kr
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