【ソウル聯合ニュース】米国務省のラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が16日、来韓した。暴漢に襲撃され負傷したリッパート駐韓米大使を見舞うほか、韓国外交部の李京秀(イ・ギョンス)次官補らと協議する。 ラッセル氏は仁川国際空港で記者団に対し、襲撃事件に関連して、リッパート氏や韓米同盟に対する韓国国民の声援と支持に感謝を示し、「われわれの同盟がどれほど強固であるかは明白だ」と強調した。また、韓国政府と韓米同盟をめぐり幅広く協議すると説明した。 ラッセル氏は同日午後、リッパート氏を見舞った後、外交部の李次官補、趙太庸(チョ・テヨン)第1次官とそれぞれ会談するとみられる。リッパート氏襲撃事件を受け、韓米同盟強化について重点的に協議される見通し。 米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備問題や、中国が主導する国際金融機関「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)への韓国の参加などの敏感な懸案事項について、米国の立場を示すか注目される。 ikasumi@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0