【ソウル聯合ニュース】韓国空軍が戦闘機の滞空時間を延ばすため導入を推進する空中給油機事業で、機種選定の遅れから実戦配備の日程がずれ込んだことが13日、防衛事業庁の関係者の話で分かった。 この関係者は「空中給油機事業への参画に名乗りを上げた業者と、来週から価格交渉を再開する予定だ」と明らかにした。4月末までに価格交渉と入札を終え、6月には機種を最終選定するという。 空中給油機4機を導入するための予算は1兆4000億ウォン(約1500億円)。欧州のエアバス・ディフェンス・アンド・スペース(エアバスD&S)と米ボーイング、イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)の3機種が候補に挙がっている。 防衛事業庁は昨年中に機種の選定を終える予定だったが、各業者との交渉が進まず予算の確定が遅れ、機種選定の時期もずれ込んだ。その結果、2017~2019年を計画していた実戦配備の日程も調整された。2018年と2019年にそれぞれ2機を配備する予定だ。 mgk1202@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0