【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は10日の定例会見で、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備を拒否する見返りとして、中国が韓国にインセンティブを提供することを持ちかけたとの米ニュースサイトの報道について、「事実ではない」と否定した。 魯氏は昨年に中国の習近平国家主席が来韓して朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談した結果について重要な内容はすでに発表しているとして、「首脳会談でやりとりされ得る内容ではないと考えるのが常識的な判断」と一蹴した。 米ニュースサイト「ワシントン・フリービーコン」は9日(現地時間)、習主席が朴大統領に対し、THAAD配備を容認しなければ韓国との貿易やビジネスを拡大すると提案したと報じた。 ikasumi@yna.co.kr
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