去る5日に刃物で襲われ重傷を負い、入院治療を受けていたマーク・リッパート駐韓米大使が10日午後、退院し、会見を開いた。
去る5日に刃物で襲われ重傷を負い、入院治療を受けていたマーク・リッパート駐韓米大使が10日午後、退院し、会見を開いた。
去る5日に刃物で襲われ重傷を負い、入院治療を受けていたマーク・リッパート駐韓米大使が10日午後、退院した。リッパート大使は、ソウル西大門区(ソデムング)延世(ヨンセ)大新村(シンチョン)セブランス病院の本館6階セミナー室で、記者たちの前に姿を見せ心境を明らかにした。

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 リッパート大使は会見の場で、現在の体の状態や今回の事件が米韓関係に及ぼす影響、自身を襲撃した「ウリマダン独島(竹島)守り」代表のキム・ギジョン容疑者(55)に対する思いなどを語った。

 明るい笑顔を浮かべながら会見場に現れたリッパート大使は、取材陣に向けて手を挙げ「ハイ、エブリワン」とあいさつした。続けて「襲撃現場で献身的に助けてくれた韓国人やアメリカ人、体系的に治療を受けさせてくれたセブランス病院に感謝する」と述べた。また、入院期間中、自身の回復を祈り応援してくれた韓国国民や見舞いに訪れたパク・クネ(朴槿恵)大統領とイ・ワング(李完九)首相ら政界人に感謝の意を示した。

 リッパート大使は特に、「韓国国民が共感し声援してくれたことに感謝する」とし、「花、カード、Twitter、Facebook、ブログなどに寄せてくれたメッセージなど、温かな姿に感動した」と語った。

 また、今回の事件が両国関係に影響を及ぼすことへの憂慮を意識するように、「今回の事件で韓国に対する愛情がより大きくなり、米韓輪に対する信頼もかたくなった」とし、「このように強力で躍動的な関係のために業務にはやく復帰したい」と話した。そして、「今回の事件を契機に米韓関係がより一層かたくなるだろう」と改めて強調した。

 体の状態を問う質問にリッパート大使は「すべての要素を考慮しても、とても良い状態にある」とし、「事件自体は恐ろしかったが、歩いて、会話もして、子供も抱っこし、妻と抱擁もする」と答えた。また、「腕はリハビリが必要ではあるが、大丈夫だ。顔も大丈夫。スケジュールは以前に比べ軽くなるかもしれないが、可能な限りはやく復帰する」と説明した。

 今後、24時間体制の警護を受けるかについては「通常、警護・戦術の手続きは公開しない」としながらも、「勧告事項に対しては、専門家に意見を聞く」と述べた。

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