【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は10日、北朝鮮脱出住民(脱北者)団体が金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を描いた米コメディー映画「ザ・インタビュー」のDVDなどを大型風船につけて北朝鮮に飛ばす計画を発表したことに関連し、「望ましくない」と述べ、団体側に政府の立場を伝える考えを示した。 脱北者でつくる自由北韓運動連合は同DVDや北朝鮮体制を非難するビラの散布を26日前後に実施する計画を明らかにしている。 同当局者は「公開的なビラ散布は望ましくない。政府は慎重かつ賢明な判断をしてもらうよう要請してきた」と述べた。また、団体の関係者と直接会うことも含め、どのような形式であれ政府の立場を伝えるとの意向を示した。 また、「表現の自由のための行動が他の人の安全を脅かしてはならい」として、「ビラ散布が地域住民の安全において明白に危険となる場合には必要な措置を取る」と強調した。 米国の人権団体などがビラ散布への参加を計画していることについては、「外国人にも表現の自由は適用される」と述べ、制止しないとの立場を示唆した。 ikasumi@yna.co.kr
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