【東京聯合ニュース】日本の皇太子徳仁親王が、来月に韓国で開かれる国際会議「第7回世界水フォーラム」への参加を見送ったようだ。 韓日外交消息筋によると、日本外交当局は外交ルートを通じ、「日程上、(徳仁親王の)出席は厳しい」と韓国側に伝えた。 徳仁親王は国連の「水と衛生に関する諮問委員会」で名誉総裁を務めており、過去の世界水フォーラムに数回出席している。こうした背景などを踏まえ、韓国側は徳仁親王の招待を推進していた。 一部では両国関係が芳しくない状況で、皇室関係者が韓国を訪問するのは逆効果になるとの判断が作用したとの分析も出ている。 世界水フォーラムは3年ごとに開催され、水不足の解消や水資源の管理、水と食糧、水と生態系などさまざまな問題を話し合う。第7回フォーラムは4月12~17日に韓国の大邱と慶尚北道で開かれる。主催側によると、世界170カ国余りから政府や企業、学会関係者、市民ら約3万5000人が参加する見通しだ。 csi@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0