朴大統領、中東4か国歴訪終えて帰国…「第2の中東ブームを」

韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は去る1日から9日間、クウェート、サウジアラビア、アラブ首長国連邦（UAE）、カタールを訪問した。

　ことし海外建設市場進出50周年であり、中東建設市場進出40周年を迎え、韓国と中東の経済協力の幅を多様化し、外交や文化的交流のレベルを一段階格上げするためだった。

　朴大統領は去る6日（以下、日本時間）「1970年代、韓国の建設勤労者らが汗と涙で『第1次中東ブーム』を巻き起こしたのに続き、今、皆さんは創意力と技術力で『第2の中東ブーム』を先導している」とし「このような『第2の中東ブーム』が『第2の漢江（ハンガン）の奇跡』につながるよう、さらに努力する」と強調した。

　今回、朴大統領歴訪を通じて計44件の了解覚書（MOU）が締結され、初めて試みた「1:1相談会」を通じて、1兆ウォン（約1086億円）台の契約が中小・中堅企業を中心に実現した。