【ソウル聯合ニュース】リッパート駐韓米大使襲撃事件で、韓国警察当局は金基宗(キム・ギジョン)容疑者から押収した北朝鮮関連書籍など10点余りについて、利敵性があるとみて国家保安法違反の容疑を立証することに力を入れている。 同事件の捜査本部は9日、「金容疑者から押収した書籍と刊行物30点について外部専門家に鑑定を依頼したところ、10点余りは利敵性があるとの報告を受けた」と発表した。 警察は事件発生翌日の6日に家宅捜索を行い、金容疑者の自宅兼事務所から書籍やビラなど計219点の証拠品を押収。このうち30点について利敵性のある北朝鮮関連のものだとみなし、専門家に鑑定を依頼していた。 警察関係者は「利敵性があると確認されただけに、所持の目的などを立証し、利敵表現物所持で国家保安法違反の適用を検討する」と説明した。 csi@yna.co.kr
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