リッパート駐韓米大使を凶器で襲撃したキム・ギジョン容疑者(55)が、北朝鮮との連携性を疑う捜査について「ありえないこと」と否定。(提供:news1)
リッパート駐韓米大使を凶器で襲撃したキム・ギジョン容疑者(55)が、北朝鮮との連携性を疑う捜査について「ありえないこと」と否定。(提供:news1)
リッパート駐韓米大使を凶器で襲撃した「ウリマダン独島(韓国名)守り」代表のキム・ギジョン容疑者(55)が、北朝鮮との連携性を疑う声について「ありえないこと」と否定した。

 6日午後、拘束令状の実質審査を受けるため、ソウル鍾路(チョンノ)警察署を出たキム容疑者は、捜査機関が北朝鮮との連携性を捜査しているとの言葉に「ありえない話だ。いま、体の調子が悪い」と答えた。

 前日、逮捕の過程で足首を骨折したキム容疑者はこの日、車椅子に乗せられた状態で姿を現した。

 目を瞑ったままのキム容疑者は、報道陣による「大使を殺害する意図があったのか」という質問には答えず、頭を横に揺らした。また、「北朝鮮への制裁に同情するのか」という質問には「全く違う」とし、国家保安法違反容疑を否認。「北朝鮮には、なぜ行ったのか」「(北朝鮮で)誰に会ったのか」などについては答えなかった。

 一方、ソウル地方警察庁の捜査本部はこの日午前、キム容疑者に対して殺人未遂容疑、外国使節暴行、業務妨害容疑で拘束令状を請求した。

 なお、キム容疑者の拘束については同日午後4時30分、ソウル中央裁判所で行われる拘束前被疑者審問(令状実質審査)を経て、今夜遅くに決定する見通しだ。




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