【ソウル聯合ニュース】今年7月に韓国南西部の光州で開催されるユニバーシアード夏季大会に北朝鮮が参加申請したことを受け、韓国政府は6日、北朝鮮選手団に対する警備支援を検討する方針を明らかにした。 統一部の林丙哲(イム・ビョンチョル)報道官は同日の定例会見で「警備支援問題については、国際慣例や過去の前例を踏まえ検討していく」と述べた。 また、「韓国側が北側に協力しなければならない事案が発生した場合は大会組織委員会など関係機関と協力して必要な措置を取る」と説明した。 北朝鮮は今月3日、同大会に選手と役員、計108人を参加させるという内容の公式参加申請書を国際大学スポーツ連盟(FISU)に通知した。北朝鮮が応援団を派遣するかどうかは不明だという。 韓国政府は昨年の仁川アジア大会に参加した北朝鮮選手団について、国庫から計約5億5000万ウォン(現在のレートで約6000万円)を支出し、支援した。 ユニバーシアード夏季大会は7月3~14日に開かれ、170カ国・地域から約2万人が参加する見込み。 sjp@yna.co.kr
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