駐韓米大使襲撃、米国FBIと捜査情報の共有も「捜査介入ではない」

韓国警察が、リッパート駐韓米大使襲撃事件と関連した捜査情報を米国連邦捜査局（FBI）と共有することを決定した。

　警察庁の関係者は、「5日、米国大使館所属のFBI要員が訪れ、リッパート大使襲撃に関する捜査状況の提供を要請した」と6日、明かした。

　続けて「これは、捜査の進行状況に関する情報共有の次元である。捜査権は、あくまで主権国（韓国）にあるため、FBIの捜査介入ではない」と説明した。

　警察は、被害者が米国国籍を有するため、FBI側の要請に沿って知らせ、捜査上で必要な資料も要請する方針だ。

　一方、同事件を捜査中の警察はこの日午前、キム・ギジョン容疑者（55）に対する殺人未遂、外国使節暴行、業務妨害容疑などで拘束令状を申請した。