会見する鍾路警察署の尹署長=6日、ソウル(聯合ニュース)
会見する鍾路警察署の尹署長=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国のリッパート駐韓大使が男に刃物で切りつけられ顔や腕に傷を負った事件で、ソウル鍾路警察署の尹明星(ユン・ミョンソン)署長は6日、金基宗(キム・ギジョン)容疑者について、殺人未遂や外国使節暴行、業務妨害などの容疑で逮捕状を請求したと明らかにした。 警察は金容疑者が1999年から2007年にかけて7回訪朝したことや、金正日(キム・ジョンイル)総書記が死去した2011年にソウル市内で焼香所を設置しようとした前歴があることから、北朝鮮の関与などを慎重に調べ、国家保安法違反容疑の適用も検討する方針だ。 金容疑者は警察の調べに対し、殺意はなかったと主張しているという。警察は用意していた長さ約25センチの刃物でリッパート大使を数回攻撃するなど、計画的な犯罪で未必的な殺意があったと判断し、殺人未遂容疑を適用した。 ソウル地方警察庁は捜査部長を本部長とする75人体制の捜査本部を設置し、捜査を進めている。 kimchiboxs@yna.co.kr
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