韓国警察は、リッパート駐韓米大使を襲撃した「ウリマダン独島(韓国名)守り」代表のキム・ギジョン容疑者(55)に対して拘束令状を申請したと発表した。(提供:news1)
韓国警察は、リッパート駐韓米大使を襲撃した「ウリマダン独島(韓国名)守り」代表のキム・ギジョン容疑者(55)に対して拘束令状を申請したと発表した。(提供:news1)
韓国警察は、リッパート駐韓米大使を襲撃した「ウリマダン独島(韓国名)守り」代表のキム・ギジョン容疑者(55)に対して拘束令状を申請したと発表した。

 ソウル鍾路(チョンノ)警察署は同日午前、キム容疑者に対して殺人未遂、外国使節暴行、業務妨害容疑で拘束令状を申請した。

 この日午前9時、警察はブリーフィングを通して「キム容疑者は、殺害の意図はなかったと主張しているが、事前に凶器を準備するなど計画的に犯罪に及び、刃渡り25センチの凶器を準備していた点、首など危険な部位を狙い、さらに傷口が深かった点は、殺害する意思があったと判断した」と説明した。

 また「捜査結果によっては今後、国家保安法違反の適用に関しても検討する方針」と明らかにしている。

 警察は、キム容疑者が1999年から2007年まで計7回、北朝鮮を訪問し、2011年12月に大韓文化前へ金正日(キム・ジョンイル)焼香所の設置を試みた点、また2010年以降には毎年、「停戦協定を平和協定に変えるべき」という北朝鮮と同様の主張を続けてきた点を挙げて、国家保安法違反にあたる可能性がある、と説明した。


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