ソウル鍾路警察署は5日午後5時、2回目の会見で「防犯カメラを確認した結果、午前7時33分にリッパート駐韓米大使が随行員と入口に入り、3分後の7時36分にキム容疑者が入口に入った」とし、「それから4分後の7時40分に、リッパート駐韓米大使が顔を押さえてホールの外に出て行く姿が確認された」と明らかにした。
鍾路警察署のユン・ミョンソン署長は、キム容疑者が世宗ホールの内部に入った経緯について「民族和解協力汎国民協議会の参加団体の1つであるソウル市民文化団体連席会議の代表として招待状を受け取っていたが、世宗ホールに入ることができる人数が制限されており、キム容疑者は招請名簿に含まれていなかった」と明かした。
しかし「キム容疑者が日頃からの顔なじみである入り口の関係者を訪ね、手書きで作成した入場許可証で世宗ホールに入って行った」と説明した。
警察の制止はなかったのかという質問について「現場にいた情報官がキム容疑者の服装がおかしいので、関係者に入場は可能かと尋ねたところ、関係者は参加団体の一員なので大丈夫だと答えたため、入れてしまった」と答えた。
警察は事前にキム容疑者の出席について知らなかったという。さらに「会場に入っていくキム・ギジョンが、これまでに似たような事件の前歴がある人物かどうか認知していたのか」という質問には答えるのを避けた。
警察によると、この日午前6時30分から刑事1名と情報官2名が、世宗文化会館世宗ホール入り口にいたとし、機動隊25名が待機していたという。
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