5日、リッパート駐韓米大使に凶器で大けがを負わせたキム・ギジョン容疑者は、社会活動家として活動しながら、過去に8回訪朝していたことが明らかになった。(提供:news1)
5日、リッパート駐韓米大使に凶器で大けがを負わせたキム・ギジョン容疑者は、社会活動家として活動しながら、過去に8回訪朝していたことが明らかになった。(提供:news1)
5日、リッパート駐韓米大使に凶器で大けがを負わせたキム・ギジョン容疑者は、社会活動家として活動しながら、過去に8回訪朝していたことが明らかになった。

 韓国統一部の関係者は、キム容疑者が2006~2007年に植樹活動のために8回、北朝鮮の開城(ケソン)を訪れていたと明らかにした。

 キム容疑者は当時、「民族和合運動連合」という団体の一員として訪朝し、滞在中は特におかしな点はなかったと伝えられている。

 また2006~2009年には、統一部から統一教育委員の委嘱を受けていたという。

 任期2年の統一教育委員は、学生と市民に統一関連の講義をする。無報酬で活動しながら現在、国内外に計1063名が委嘱されて活動している。

 キム容疑者は、計4年の活動期間中、講演を含めた教育活動を一切していなかったことが、統一部によって確認された。

 同時に2001年7月~2003年6月と、2005年7月~2007年6月の2回にわたり、民主平和統一諮問会の諮問委員としても活動していたことがわかった。

 そこでは当時、キム容疑者がいくつもの社会団体で北朝鮮関連の活動に参加した経験が作用したと見られている。

 一方、統一部は、キム容疑者の主導で構成されているという「ウリマダン 独島(竹島の韓国名)守り」という団体が、統一部の登録団体ではないと明らかにした。

 統一部の登録団体は、活動時に審議を経て南北協力基金の支援を受けることができる。


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