【ソウル聯合ニュース】韓国の団体、民族和解協力汎国民協議会(民和協)の洪思徳(ホン・サドク)代表常任議長は5日、同団体が主催した講演会でリッパート駐韓米国大使が襲撃を受けた事件の責任を取り辞意を表明した。 民和協は、民族和解と統一に向け1998年に発足した政党や宗教、市民社会団体の協議体。 リッパート大使は同日午前7時40分ごろ、ソウル市内の文化施設「世宗文化会館」で開かれた同団体主催の朝食講演会の会場で襲われ顔や腕を負傷した。 民和協は同日午後、国民に対する謝罪文を発表し、洪氏が辞意を表明したと明らかにした。民和協の非常対策委員会は事態収拾後に辞意を受け入れる方針を決めた。 また、民和協は、リッパート大使を襲った革新系市民団体代表の金基宗(キム・ギジョン)容疑者が代表を務め、1998年に会員団体として登録したソウル市民文化団体連席会議の懲戒・除名処分を下す予定だ。   hjc@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0