【ソウル聯合ニュース】米国のリッパート駐韓大使が5日午前、ソウル市内の講演会会場で韓国市民団体代表の男に刃物で切りつけられた事件を受け、韓国政府は緊急次官会議を開き、韓国側の警護責任者を調査して厳罰に処する方針を固めた。国務調整室が伝えた。 外交部は、事件が韓米関係に影響しないよう、さまざまな外交ルートを通じて事件の経緯や対応状況を米国側に詳しく説明する方針だ。法務部と警察庁は、容疑者の動機や黒幕の有無などを徹底的に調べる。 また、警察庁と国民安全処は事件により駐韓外交官の活動が萎縮することのないよう、速やかに外交官の警護を強化するほか、大使館や国の主要施設についても警備状況を徹底して点検することを決めた。 韓国外交部の当局者によると、リッパート大使は右あごの上や左の手首、腕など計5カ所に傷を負ったという。 stomo@yna.co.kr
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