【ソウル聯合ニュース】スカパロッティ韓米連合司令官(在韓米軍司令官兼務)は5日、韓米が現在実施中の定例合同軍事演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」について「予定通り進める」との考えを明らかにした。韓米連合司令部関係者が伝えた。 同日午前、リッパート駐韓米大使がソウル市内の講演会会場で凶器を持った50代の韓国人の男に襲われ、顔や左手首を切りつけられた。  スカパロッティ司令官はリッパート大使が搬送されたソウル市内の病院を訪れ、記者団に「(リッパート氏とは)古くからの同僚で親しい。心配している」と述べたという。 リッパート大使は文化施設「世宗文化会館」で開かれる民族和解協力汎国民協議会主催の朝食講演会で講演する予定だった。 市民団体「ウリマダン独島守護」の代表を務めている容疑者の男は「今日テロをした。『ウリマダン』代表だ」などと主張したほか、パトカーに乗せられる直前には「戦争訓練反対」と叫んだ。 韓米連合司令部と韓国軍合同参謀本部は今月2日に朝鮮半島有事を想定した軍事演習を開始した。 キー・リゾルブは13日まで、フォールイーグルは来月24日まで行われる。 sjp@yna.co.kr
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