【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会が韓国軍と米軍による合同軍事演習が開始されたことを非難し、軍事的な報復の可能性を示唆したことを受け、韓国政府は3日コメントを出し、遺憾を表明した。 韓国政府は「北が軍総参謀部報道官声明や外務省報道官談話に続き、今回、祖国平和統一委員会の声明を通じて、韓米が定例で実施する防衛的訓練に対し、無理な主張をし、われわれを非難、威嚇するのは容認できない」と批判した。 また、「特に北がわれわれの提案した対話には応じないまま挑発するようにミサイルを発射し、われわれの国家元首を名指しで非難し、南北関係の現状況に対し責任転嫁を繰り返すことに深い遺憾を表明する」と強調した。 さらに、「北の挑発には強力かつ断固とした対応をすることを再確認し、北が旧態依然の一方的、威嚇的言動を直ちにやめ、南北関係発展の道に出てくることをもう一度促す」との立場を示した。 韓米による定例合同軍事演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」が始まった2日、北朝鮮軍が射程500キロ近くの短距離弾道ミサイルを発射し、朝鮮半島では軍事的緊張が高まっている。 yugiri@yna.co.kr
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