＜ACL＞鹿島ファン・ソッコ 「ソウルに遊びに来たのではない」

FCソウルとの対戦を控えた鹿島アントラーズのDFファン・ソッコ（25）が「怯むことはない」と覚悟を明かした。

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　ファン・ソッコは3日午前、ソウルW杯競技場で開かれた2015AFCチャンピオンズリーグ（ACL）H組第2戦の記者会見に出席し、「我々は、ソウルに遊びに来たわけではない」とし、「鹿島にとって勝ち点3は、かなり切実。試合を観戦すればわかるだろうが、選手たちがひとつに団結して良い試合、そして面白い試合をお見せする」と語った。

　鹿島とソウルは4日午後7時30分、同競技場で火花を散らす。

　鹿島は先月25日、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC(オーストラリア）との試合で1-3で敗戦を喫した。そのため、ソウルとのアウェイ戦には並々ならぬ覚悟で挑むしかない。しかし、この状況はソウルも同じ。1戦目の広州恒大（中国）戦に0-1で敗れ、勝ち点を得ることができなかった。

　記者会見に出席した鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は「明日の試合は、闘争心が必要となるが、ファン・ソッコが我々のチームにいるということが重要だ」とし、「チームの勝利に大きな助けになるだろう」とし、ファン・ソッコへ強い信頼を示した。

　一方、試合を控えたファン・ソッコは「フィールドで90分間、ベストを尽くした後に（敵である）ソウルの選手たちと話ができればうれしい」と語った。