【ソウル聯合ニュース】韓国で銃器類への衛星利用測位システム(GPS)装着や位置追跡が義務化されるほか、個人が少量の実弾や小型空気銃を所持することが全面的に禁止される。先月、韓国で銃の乱射事件が相次いだことを受け、政府と与党セヌリ党は2日、事故対策をめぐる会合を開き、こうした内容を対策案としてまとめた。4月の臨時国会で関連法を成立させ制度改正と予算確保を目指す。 現在は全国の警察署に猟銃などを預け、出し入れすることが可能だ。また、銃器を所持している人への移動制限はない。 さらに、400発以下の実弾と5.5ミリ口径以下の空気銃を個人が所持することが認められている。このため、いつでも銃犯罪が起こる可能性がある。 会合では、銃器所持許可制度強化のため関連規定に一度でも違反した場合、永久に銃の所持を禁止する「ワンストライクアウト制」を導入することが決まった。 韓国では先月、中部の世宗市と京畿道華城市で相次いで銃乱射事件が発生し、計7人が死亡した。 sjp@yna.co.kr
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