【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は2日の論評で、2008年12月を最後に中断している北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議について、「米国は会談もわが共和国を圧殺する空間にした。6者会談(6カ国協議)も例外ではない」として、同協議に否定的な姿勢を示した。 北朝鮮を除く6カ国協議参加国は最近、会談の再開に事実上合意し、最終的に北朝鮮の立場を打診する段階に入っているとされる。北朝鮮は、6カ国協議再開のためには米国の敵対的な北朝鮮政策の変更が必要とのメッセージを送ったものとみられる。 論評は、米国の根深い北朝鮮に対する敵対観念を取り除かなければ、何の問題も解決できないと主張。また「わが共和国だけに対しては、外交関係の樹立どころか、国号をまともに呼ぶことも拒否してきた」として、国交が結ばれていないことについても不満を表した。 kimchiboxs@yna.co.kr
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