週末のソウルのあちこちで政府の政策を批判する大規模集会が行われた。(提供:news1)
週末のソウルのあちこちで政府の政策を批判する大規模集会が行われた。(提供:news1)
週末のソウルのあちこちで政府の政策を批判する大規模集会が行われた。

 民衆の力、民主国民行動など進歩団体会員3000名(警察の推定)は、28日午後2時にソウル駅広場で「朴槿恵(パク・クネ)政権糾弾 汎国民大会」を開催し、「現政権が国民の生活を破綻させ、民主主義を破壊した」と主張した。

 彼らは○国家情報院の大統領選挙介入 ○非正規職の撤廃 ○セウォル号の引き上げ及び真相調査特別委員会の正常運営 ○中韓FTA反対 ○統合進歩党の解散糾弾 ○朝鮮半島THAAD(高高度ミサイル防御体系配置)反対などさまざまな懸案について主張した。

 演壇に立ったハム・セウン神父は「大韓民国の貧困率と非正規職の比率、青年失業率、出産率、自殺率などはOECD最悪の水準だ」とし、「20代から90代が一体となって正義ある民主的な政府を作っていかなければならない」と述べた。

 参加者たちは「現政権が始まってから国民の生活が破綻し、民主主義が破壊され、朝鮮半島の平和が脅威を受けている」とし、「現在の状況を維持し、深化させようとするのなら、宗教人、労働者、農業従業者、学生などが集まり、第2の民主化運動を行うつもりだ」と声を荒らげた。

 集会が終わった後、彼らはソウル駅広場を出発して、崇礼門、韓国銀行ロータリーを過ぎ、ソウル広場まで行進した。

 午後1時には、韓国進歩連帯会員1000名がソウル市内にある南山(ナムサン)公園で事前集会を開いていた。

 午後5時50分ごろからは、ソウル進歩連帯会員300名が地下鉄3号線の新沙(シンサ)駅から7号線の論峴(ノンヒョン)駅まで行進しながら「不正選挙の主犯である李明博(イ・ミョンバク)前大統領を拘束・捜査しなければならない」と主張した。

 彼らは「李前大統領の大統領選挙介入により朴槿恵大統領が当選した」とし、「ウォン・セフン前国家情報院長が容疑を認め、法定拘束されるように、李前大統領も責任から逃れられない」と主張した。

 行進途中で、李前大統領の自宅近くで止まり、「不正選挙の主犯を手配します」と書かれたビラをばらまいた。

 保守団体もあちこちで「対抗集会」を開いた。

 警友会の会員1000名は午後1時30分、ソウル駅前にあるゲートウェイタワーの前で「反国家 従北勢力大摘発27回国民大会」を開催した。

 枯葉剤戦友会の会員300名も午後3時、ソウルの国家人権委員会の前で「従北勢力 摘発大会」を開き、「国論分裂と混乱を助長する従北勢力を摘発しなければならない」と主張した。



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