【ソウル聯合ニュース】スイス・ジュネーブで来週開かれる国連人権理事会の会合に出席する北朝鮮の李洙ヨン(リ・スヨン)外相が、同じくスイスで行なわれるジュネーブ軍縮会議(CD)にも出席することが26日、分かった。同会議に北朝鮮外相が出席するのは初めてとされる。 李外相は来月3日午前(現地時間)、同会議で北朝鮮代表として演説する予定だ。同会議では包括的核実験禁止条約(CTBT)が国連で採択された1996年以降、軍縮に向けた議論が進められているが、加盟国間の意見の隔たりを埋められず発効できずにいる。 李外相は演説で核・軍縮問題における北朝鮮の立場を主張するとみられる。北朝鮮は核問題について、核開発と経済発展を並行して進める「並進路線」を強調しており、国際社会が非核化を求めていることに対し、全世界が核軍縮に取り組むべきだとする姿勢を取っている。 韓国からは外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)第2次官が人権理事会会合と軍縮会議に出席し、演説を行う。 趙次官は人権理事会での演説で、旧日本軍の慰安婦問題や北朝鮮の人権問題を取り上げる方針。 sjp@yna.co.kr
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