【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社は24日までに、1月に海外に出掛けた韓国人旅行客を183万4538人と集計した。前年同月に比べ24.9%増加し、単月では過去最高を記録した。韓国を訪れた外国人旅行客数のほぼ2倍となった。 海外旅行の繁忙期は夏休みにあたる7月と8月だ。先月の海外旅行客が繁忙期を上回ったのは、ウォン高が続いている上、原油安に伴う燃油特別付加運賃(燃料サーチャージ)の大幅引き下げで航空券価格が下がったためと分析される。海外の格安航空会社(LCC)を中心に、割安な国際線が韓国に相次ぎ乗り入れていることも要因に挙げられる。 一方、1月に韓国を訪れた外国人観光客は91万7054人で、前年同月比8.8%増加した。中でも中国人観光客が32.9%急増し、39万4345人だった。日本人観光客は韓日間の外交問題や円安の影響で13万9632人と、18.9%減少した。 観光公社の関係者は「ウォン高と燃料サーチャージの下落が続くと予想されている。韓国人の海外旅行需要はさらに増えるだろう」と話した。 mgk1202@yna.co.kr
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