【パリ聯合ニュース】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)が12日発表した世界180カ国・地域の報道の自由度を順位付けした報告書で、韓国は60位となった。2012年と13年には50位だったが、昨年57位に落ち、今年はさらに順位が下がった。 韓国はRSFの同報告書が初めて発表された02年には39位で、故盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権だった06年には31位に上がったものの、李明博(イ・ミョンバク)政権の09年には過去最低となる69位を記録した。 韓国が順位を下げたことについて、RSFは具体的な説明はしていない。  一方、北朝鮮は昨年と同じく179位となった。RSFは北朝鮮やエリトリア(180位)などについて、「政府がニュースや情報を絶対的に統制している」と指摘。その上で「体制に抵抗する少数の記者が、外国のメディアに小さい情報を伝えるだけでもすべてを賭けなければならない」と批判した。  中国は176位となり、言論の自由が最も少ない国の一つとされた。  言論の自由度が高い国はフィンランド、ノルウェー、デンマーク、オランダ、スウェーデンの順となった。またドイツは12位、米国は49位、日本は61位となった。 yugiri@yna.co.kr
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