【東京聯合ニュース】島根県の溝口善兵衛知事は30日、東京で開かれた第5回韓日知事会議に出席し、会議後に行われた聯合ニュースの取材に対し、韓国と日本が互いを尊重すればそれが両国関係に反映されるとした上で、できるだけいろいろなチャンネル、レベル、主題で交流を深化させることが重要と述べた。 島根県は2005年3月に島根県条例で2月22日を「竹島の日」と指定。2006年から毎年記念行事を開催して韓国側から反発を受けている。同県の現職知事が同会議に出席したのは溝口知事が初めて。 溝口知事は自身の出席が今回の会議の最大の収穫と評価した。 また、韓国と日本の間にはいろいろ問題があると指摘。その上で、地方自治体や国民の交流は政府レベルの対話とは分けて、少しずつ進展させていく必要があると強調した。 「竹島の日」の記念行事を今年も開くかについては、ここで答えるのは慎みたいとして即答を避けた。 同会議は1999年に東京で初めて開催され、02年から08年までは隔年で双方が持ち回りで開催してきた。7年ぶりに開催された今回の会議では韓日国交正常化50周年を迎え、地方自治体間の交流を活性化することで一致した。
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