会場管理を行う関係者=(聯合ニュース)
会場管理を行う関係者=(聯合ニュース)
【華川聯合ニュース】韓国北部、江原道華川郡で10日開幕した「氷の国華川ヤマメ祭り」が連日にぎわいを見せる中、その陰には祭りを裏で支える人々の姿があった。 スタッフの献身的な働きが実を結び、2010年から文化体育観光部の「最優秀祭り」に選定され、昨年からは2年連続で国の「代表祭り」に選ばれた。 会場の入り口では駐車案内や交通整理を担当する交通安全スタッフが観光客を出迎える。釣り場では1日6回以上ヤマメを放流するヤマメ輸送チームが、会場では環境管理チームや化粧室管理チームが忙しく動き回る。また、災害安全管理チームが毎朝冷たい水の中に入り、氷の厚さと安全を確認する。 そして、会場内に展示されている氷の彫刻を管理する氷広場管理チーム、会場内の施設を点検するオルコミ機動隊、清掃や案内を行う華川郡ボランティアセンター会員らが祭りの運営を支えている。 祭りは毎年1月に開かれるため、同郡職員らは新年のスケジュールをすべてこの祭りの準備に合わせている。 祭りの期間中は郡の職員総出でプログラムを運営し、会場の整備に当たる。 同郡の崔文洵(チェ・ムンスン)郡首も毎日会場に出て運営状況を確認し、一番遅い時間に会場を後にする。 同郡関係者は、祭りの期間は23日間だが準備などを含めると2カ月ほど集中する必要があると説明した。その上で「世界的な祭りに成長したのは陰で働く多くのスタッフのおかげだ」と話した。 来場した観光客は24日に100万人を突破し、28日の時点で130万人に迫った。 sjp@yna.co.kr
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