韓国サッカー代表チームの”末っ子”ソン・フンミンがチーム最年長の”兄貴”チャ・ドゥリへ優勝トロフィーを引退プレゼントにしたい、との覚悟を明かした。
韓国サッカー代表チームの”末っ子”ソン・フンミンがチーム最年長の”兄貴”チャ・ドゥリへ優勝トロフィーを引退プレゼントにしたい、との覚悟を明かした。
韓国サッカー代表チームの”末っ子”ソン・フンミン(22、バイヤー・レバークーゼン)がチーム最年長の”兄貴”チャ・ドゥリ(34、FCソウル)へ優勝トロフィーを引退プレゼントにしたい、との覚悟を明かした。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 ソン・フンミンは日頃、チャ・ドゥリを「サムチョン(韓国語で伯父の意味)」と呼ぶ。2人は、一周まわって干支が同じ、つまり12歳の差がある。ドイツに長年住んでいたという共通点もあり、韓国語ではなくドイツ語で会話することもあるという。

 2002年日韓共同開催のワールドカップに選出された最後の代表選手でもあるチャ・ドゥリは、今回の大会を最後に「代表ユニフォームを脱ぐ」と宣言。大会を控えていた段階で、すでに代表引退を表明していたチャ・ドゥリは、自身最後の代表試合となる決勝戦に向けて黙々と準備している。

 実の父で、元代表監督のチャ・ボムグン(車範根)氏が叶えられなかった「アジアカップ頂点」に立つため、すべてを吐き出す覚悟で汗を流す毎日だ。

 大会の序盤、風邪の症状によりコンディションが良くなかったソン・フンミンは、トーナメントが進むにつれて徐々に本来の力を発揮しつつある。

 4年前、カタール大会で日本を相手にPK戦で敗れ号泣したソン・フンミンは、誰より決勝の舞台を待っていた。彼は大会中、度々「僕たちは遊びに来たのではない。優勝するために来た」と口にしていた。

 「(チャ)ドゥリ兄さんに必ず優勝トロフィーを引退プレゼントとして贈る」と約束したソン・フンミン。決戦は、明日に迫った。

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