韓国国防部　来韓中の米国務次官補と韓米懸案を協議へ

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は２９日、来韓中のローズ米国務次官補（軍縮担当）と懸案を協議する予定だと明らかにした。　同部の金珉ソク（キム・ミンソク）報道官は同日の定例記者会見で、「ローズ次官補が今日午後に国防部を訪問し、柳済昇（リュ・ジェスン）国防政策室長と面会する」と述べた。　一部では、ローズ氏が来韓中に外交部や国防部の幹部らと米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル（ＴＨＡＡＤ）」の韓国配備についても議論する可能性があるという見方が出ている。　だが、金報道官は「ＴＨＡＡＤをめぐっては、まだ米国側で決定した事項はなく韓国側に協議の要請も来ていない」として、そうした見方を否定した。　一方、金報道官は近くソウルで韓米国防サイバー政策実務協議会（ＣＣＷＧ）を開催する予定であると説明した。　日程はまだ決まっていないとした上で、会議では米国が北朝鮮の仕業と断定したソニーの米映画子会社、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントへのサイバー攻撃に関する問題のほか、ハッキングへの対策を協議するとした。 sjp@yna.co.kr