仁川国際空港で身柄を拘束され、京畿地方警察庁に移送された男=27日、水原(聯合ニュース)
仁川国際空港で身柄を拘束され、京畿地方警察庁に移送された男=27日、水原(聯合ニュース)
【水原聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)に爆破を予告する脅迫電話があった事件で、京畿地方警察庁は28日までに、脅迫、偽計公務執行妨害の容疑で22歳の男の身柄を拘束し、調べを進めている。 容疑者は鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長の前補佐官の息子で、25日にフランスから5回にわたり青瓦台に爆破予告電話をかけた疑いが持たれている。また、17日から23日にかけ6回にわたり会員制交流サイト(SNS)に朴槿恵(パク・クネ)大統領の自宅を爆破するといった脅迫文を書き込んだとされる。 容疑者は犯行の動機について「青瓦台関係者などの責任者と接触したかった」「(脅迫)メッセージを送れば誰かが(情報機関の)国家情報院などに通報すると信じていた」などと供述したが、接触を望んだ理由については語っていないという。 警察は、供述が支離滅裂でつじつまが合わないことから、事件はうつ病などで精神科の通院歴のある容疑者が起こした騒動だったと結論付けた。共犯もおらず、テロを起こす意図はなかったとみている。 同容疑者は中学生のときから行きたかったという理由で、先月13日にフランスへ出国した。父親の説得を受けて27日に帰国し、空港で身柄を拘束された。 stomo@yna.co.kr
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