【ソウル聯合ニュース】韓国の国土交通部関係者は28日、旅客機の客室乗務員は乗客の安全を守る「安全要員」であることを強調するアナウンスを来月から機内で流す方針を明らかにした。 韓国では大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長が自社機内で乗務員のナッツの出し方に激怒し、機内サービスの責任者を降ろして離陸を遅らせた事件や人気男性歌手のボビー・キム氏が酒に酔って乗務員の体を触るなどの騒ぎを起こしている。機内での相次ぐ騒動を受けての措置とみられる。 同関係者は「客室乗務員はサービス業務を行うという認識が強いのが事実」と指摘。「乗客が乗務員の安全要員としての役割を認識し、乗務員の指示に従えるようアナウンスを実施することにした」と説明した。 客室乗務員は入社後、約2カ月間にわたり非常事態への対応などの教育訓練を受け、毎年定期訓練を受ける。 kimchiboxs@yna.co.kr
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