【ソウル聯合ニュース】大韓水泳連盟関係者は27日、北京五輪競泳の金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン、25)がドーピング検査で陽性反応を示した事実を昨年10月末に国際水泳連盟(FINA)から通告されていたことを明らかにした。 FINAの規定により聴聞会で処分が確定するまで事実を公表できなかったという。 大韓水泳連盟によると、朴は仁川アジア大会前の昨年9月に受けたFINAのドーピング検査で陽性反応が出た。 朴側は昨年秋の仁川アジア大会の約2カ月前に韓国の病院で健康管理などを受けたときの注射に禁止薬物の成分が含まれていたと説明。「病院に対し民事、刑事責任を問う」としている。 朴の父親は「検察の捜査か進行中だ」として、「捜査結果が出たら詳しい経緯などを明らかにする」と話した。 ただ、病院側のミスだとしても選手本人が責任を問われるのは避けられず、FINAの処分に関心が集まっている。 大韓水泳連盟はFINAから処分に関する具体的な日程は通知されていないとしているが、海外メディアなどによるとFINAは2月末に聴聞会を開き、朴に釈明の機会を与える予定という。 ikasumi@yna.co.kr
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