朴泰桓(資料写真)=(聯合ニュース)
朴泰桓(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】2008年北京五輪競泳の金メダリスト、朴泰桓(パク・テファン、25)がドーピング検査で陽性反応を示し、衝撃が走っている。 大韓水泳連盟は27日、昨年秋の仁川アジア大会前に受けた国際水泳連盟(FINA)のドーピング検査で朴に陽性反応が出たと伝えた。昨年12月にFINAから通告を受けたという。 朴は今後、FINAの聴聞会に出席し、ドーピング問題を説明することになりそうだ。朴の所属事務所、チームGMPは、朴の健康管理を担当している病院側のミス、もしくは過失の可能性があると主張している。 1998年から選手として活躍する朴にドーピング関連の問題が取り沙汰されたことがないだけに、大韓水泳連盟は戸惑いを隠せない様子だ。  GMPは、「これまで風邪薬も避けるなど徹底して薬物を服用してこなかったため、陽性反応が出たことに本人が一番ショックを受けている」と説明した。 また、仁川アジア大会に参加する2カ月前に、韓国のある病院からカイロプラクティック(整体療術)と健康管理を無料で提供されたとして、ドーピング問題の背景として言及した。 この病院で注射を受ける際に成分や禁止薬物が含まれていないか何度も確認したが、担当医師は問題ないと主張したという。 だが、この注射に禁止薬物成分が含まれていたことが明らかになり、GMP側はソウル中央地検に捜査を依頼。法的責任を追及するため準備を進めていると強調した。 ただ、アジア大会で受けた数回のドーピング検査では何の問題もなかったとしている。 同大会で朴は銀メダル1個、銅メダル5個を獲得した。 sjp@yna.co.kr
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