韓国・外交部は27日、「マニア北部に位置するオンライン・ギャンブル事業場で去る22日、暴漢らに韓国人4人が拉致されたが、全員が解放された」とし、「フィリピン警察は解放された韓国人らの安全を確認し、犯人検挙に向けて捜査中」と明かした。
親戚関係にあるという30~40代の韓国人4人に大きな負傷はみられないという。
外交部の関係者は「拉致された4人の身代金に関して、犯人らは相当額を要求し、一部金額は拉致交渉の間に、被害者らが働く会社が送金した状況だった」と説明。
駐フィリピン大使館とフィリピン韓国人の事件を担当するコリアデスクは、フィリピン警察庁拉致担当チームの捜査に参加し、被害者家族と共に犯人と交渉を続けていた。しかし、万が一、被害者の安全は損なわれる可能性を懸念して非公開で交渉を進めていたことがわかった。
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