＜アジア杯＞パク・チュホ「55年ぶりに優勝飾りたい…準決勝に集中する」

ウリ・シュティーリケ監督（60）率いるサッカー韓国代表は26日午後6時（日本時間）、スタジアム・オーストラリアにて、イラクと「AFC アジアカップ オーストラリア2015」準決勝に臨む。

パク・チュホ の最新ニュースまとめ

　パク・チュホ（28、マインツ）は決戦の前日（25日）、公式インタビューで「多くのメディアやサッカーファンは、イラクがベスト4に進出してくるとは予想していなかった。僕らが勝利する可能性は高いかもしれないが、上位進出が予想されているチームが強敵なのではなく、進出してきたチームが実際には強敵だ。イラクは十分に強敵だと言える。選手みんながきちんと試合に備えなければならない。試合に最善を尽くすことがイラクに対する尊重だと考える」と警戒心を隠せなかった。

　パク・チュホは今大会で守備型MFとして活躍し、キ・ソンヨン（26、スウォンジー・シティ）のパートナーとしての存在感をアピールしている。本業はレフトバックのパク・チュホは「2014仁川アジア大会」でもこのポジションで走り、後輩らと共に金メダルを獲得した。

　パク・チュホはマルチな能力だけでなく、キ・ソンヨンやキム・ジンス（22、ホッフェンハイム）の次に強靭な体力を誇る。オーストラリアとの組別リーグ第3戦で、前半41分に負傷で交代した以外は、ウズベキスタンとのベスト8延長戦までフルタイム出場を果たし、4試合で341分を走った。

　韓国は1960年以来55年ぶりにアジアカップ頂点を目指す。パク・チュホは「韓国が55年間、優勝できていない大会に臨む立場で、大きな責任感を抱く」とし、「すべての選手が良いチャンスだと思っている。優勝を切実に望んでいる。しかし、いま優勝を述べるよりは、イラク戦（準決勝）がさらに重要だ。国民や選手みんなが55年ぶりの優勝が心の中にあるが、まずは準決勝に集中したい」と強調した。