【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の柳吉在(リュ・ギルジェ)長官は、2008年から中断されている金剛山観光について、「過去の歴代政権が進めてきた事業で、現政権も再開は可能だとの立場だ」と明らかにした。23日に行われた聯合ニュースとのインタビューで述べた。 2008年7月の北朝鮮兵による韓国人観光客射殺事件を機に中断された金剛山観光の再開のためには、同事件に関する南北間の協議が基本になるとした上で、「中断原因の解消を最初に行うべきだ」と述べた。 朴槿恵(パク・クネ)政権発足後3年を迎える今年が南北首脳会談開催に適しているのではないかとの質問に対しては「時間に追われて会談を行えば、われわれが望む成果を得ることはできない」と答え、時間という変化要因は重要だがそれにとらわれないという方針を示した。 その上で、「統一や平和に助けになるという確信があるときに開いてこそ会談の効果がある。ただ会うことに意味があるとはみていない」と述べた。
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