【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、スイス・ダボスで開幕した世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)に合わせ、同地で22日(現地時間)に開催された行事「韓国の夕べ」に映像によるメッセージを送り、「南北が一日も早く統一を成し遂げ、朝鮮半島が北東アジアの平和と成長の門に変わり、世界平和に寄与できることを望んでいる」と述べた。 また、「統一した朝鮮半島は新しい成長動力を得て、北東アジアはもちろん、ユーラシアや世界経済にとって新しい活力の元になる」と強調した。 北朝鮮政策については、「大韓民国は忍耐心を持って北との対話・協力を推進し、一歩一歩統一を準備していく」と説明。その上で、「民間レベルの交流・協力を強化し、国際社会との緊密な協力を通じて朝鮮半島統一時代が遠くにある理想ではなく、具体的な現実となるよう積極的に努力していく」との考えを示した。 朴大統領は昨年、ダボス会議に出席したが、今年は外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が韓国政府代表として出席する。 yugiri@yna.co.kr
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