【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が22日発表した資料によると、昨年の純商品交易条件指数は前年比0.4%上昇の89.94で、2010年以降で最も高くなった。 純商品交易条件指数は1単位の輸出代金で輸入できる商品の量を示し、2010年を基準(100.0)としている。10年には1単位の輸出代金で100個の商品を輸入できたが、昨年は89.94個だったことになる。 交易条件の改善は原油安によるもの。ドバイ原油の年平均価格が13年の1バレル=105.25ドル(約1万2000円)から昨年は95.56ドルに下がったことで、輸入価格が2.6%下落し、輸出価格の下落幅(マイナス2.2%)を上回った。 全輸出代金で輸入できる量を示す所得交易条件指数(2010年=100)は昨年118.34で、過去最高を記録した。貿易を通じた購買力がそれだけ高まったことを意味する。 輸出物量指数は前年比4.4%の上昇。品目別では半導体・電子表示装置(10.5%)、第1次金属製品(8.9%)、精密機器(8.2%)などの上昇幅が大きかった。 輸入物量指数は前年比4.7%上昇した。輸送装備(20.7%)、電気・電子機器(8.6%)、繊維・革製品(7.5%)の輸入が大きく増えた。 stomo@yna.co.kr
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