【ソウル聯合ニュース】イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」に加わった可能性があるとされる韓国人男性(18)がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて組織側とみられる人物と接触していたことが分かり、韓国放送通信審議委員会は21日、インターネットで犯罪団体への加入を勧めたり、テロを計画するなどの書き込みの監視強化に乗り出した。摘発された書き込みは接続を遮断する方針という。 同委員会は拡散のスピードが速いSNS上の書き込みを集中的に監視している。男性がSNSを利用してイスラム国への加入情報を聞き、イスラム国の関係者とみられる人物と接触した。 韓国の警察当局は同日に開いた記者会見で、男性がトルコに入国した後、10日にシリア国境近くで行方不明となったことについて、「拉致との関連性は確認されていない」とし、自主的に国境地域まで移動したと説明。ただ、「(イスラム国へ)実際に加わったかどうかは分からない」とした。 kimchiboxs@yna.co.kr
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