【ソウル聯合ニュース】トルコに入国した韓国人男性がシリア国境近くで行方不明になっている問題で、韓国の警察は20日、男性が過激派「イスラム国」に加わるため、シリアに密入国した可能性が高いとする暫定結論を出した。正式発表は21日にする予定。 警察は男性のパソコンを分析した結果、トルコ入りしたのはイスラム国に加わるため、本拠地のシリアに密入国する目的だったと判断した。ただ、男性がシリア入りしたかどうかは確認されていない。 男性は18歳で、今月8日にトルコに入国。シリア国境に近いトルコ南部のキリスで10日にホテルを出た後、行方が分からなくなった。外交当局によると、男性はホテルを出た後、素性の分からない現地人と共に、シリアナンバーのタクシーに乗ってシリア人難民キャンプに移動した。現地の防犯カメラで確認されたという。 男性はセキュリティー性能の高いソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「Surespot」を利用し、イスラム国に対する詳しい内容や参加案内などを受けたもようだ。 csi@yna.co.kr
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