【ソウル聯合ニュース】北朝鮮に向けビラを散布してきた韓国民間団体が政府の要請を受け入れ、当分の間、ビラ散布を自制することが16日、分かった。 北朝鮮非難のビラ散布活動を行っている元北朝鮮脱出住民(脱北者)の李民馥(イ・ミンボク)氏は聯合ニュースの取材に対し、「政府の立場を理解し、受け入れる」とした上で、「しばらくは無理にビラを散布しない」と明らかにした。ただ、「10回散布していたのを、7回にするような形で自制するということ」と説明した。 韓国統一部の局長級関係者は15日、李氏や「自由北韓運動連合」の朴相学(パク・サンハク)代表とそれぞれ面談し、ビラ散布の自制を求めた。 同団体は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の暗殺を描いた米コメディー映画「ザ・インタビュー」のDVDを20日ごろ、北朝鮮に向け飛ばす計画を立てていたが、見送ることを検討しているという。 yugiri@yna.co.kr
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