【ソウル聯合ニュース】戦時に特殊任務を遂行する韓国軍と米軍の連合師団が15日、公式発足した。  韓国軍の消息筋は「韓国軍将校30人が今日から韓米連合師団の参謀部で任務を遂行し始めた」と明らかにした。同筋は「連合師団の参謀部は韓国軍と米軍の同数で構成するのが原則」と説明した。 連合師団は平時には韓国軍と米軍で編成された参謀部組織を運営し、戦時には米2師団のすべての部隊と、韓国軍の1機甲旅団を配下に置く。師団長は米軍の少将、副師団長は韓国軍の准将が務める。 連合師団は3月初めから本格的に始まる韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」にも参加する。 戦時には北朝鮮地域に対する民事作戦や、核など大量破壊兵器(WMD)の除去のような特殊任務も遂行する方向で作戦計画を立てているという。  韓国軍の関係者は「2カ国が連合師団を編成したのは世界初」とした上で、「連合師団の編成で平時から韓米参謀と旅団級以下の戦術部隊が参加する連合訓練が活性化し、連合防衛態勢の強化と韓国軍の連合作戦遂行能力の向上に役に立つだろう」とコメントした。 yugiri@yna.co.kr
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