【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の朱鉄基(チュ・チョルギ)外交安保首席秘書官は15日午後、北東アジア研究機関「NEAR財団」がソウル市内で開催した出版記念会であいさつし、旧日本軍の慰安婦問題について、「本当に韓日間には勇気という単語が必要だと考えている」とした上で、「日本の指導者が勇気ある措置を取れば韓国指導者は必ず応答するだろう」と述べた。 また、「今、55人の(慰安婦被害者の)おばあさんの名誉を回復して差し上げようというのが大統領の考えで、そのために努力している」と説明。その上で、「(両国間の)今ある問題を少し解けば、歴史的に解けないこと、100年かかることは置いておき、自由民主主義を信じ、市場経済を行う国として共に手を握り、未来指向的に世界のための仕事ができると思う」との考えを示した。 式典には別所浩郎駐韓日本大使らも出席した。 韓国と日本の国交正常化50周年を迎えて同財団が出版した書籍には、両国の識者24人による両国関係の争点や関係改善のための提言が収められた。 yugiri@yna.co.kr
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