保育士に殴られ、床にたたきつけられる園児(読者提供)=13日、仁川(聯合ニュース)
保育士に殴られ、床にたたきつけられる園児(読者提供)=13日、仁川(聯合ニュース)
【仁川聯合ニュース】韓国・仁川市内の保育園の女性保育士(33)が園児(4)に暴行を加えた事件で、警察は16日にも児童福祉法上の虐待容疑で逮捕状を請求する方針であることが15日、分かった。 警察は同保育園に通う園児の保護者16人が提出した16件の被害陳述書のうち、信ぴょう性が高いと思われる4件についても調査を始めた。被害陳述書には「先生が顔を殴った」「先生がお尻を打った」「友達が先生に殴られるところを見た」などの内容が含まれている。 警察は入手した監視カメラの映像の分析を終え、虐待とみられる場面2件を新たに確認した。警察関係者は「容疑の常習性を裏付ける資料として提出される」と説明した。  8日午後、娘が保育園で保育士の女性から暴行を受けたとの通報が両親から入った。警察が保育園の監視カメラを確認したところ、食器を回収する際に園児が食べ残したのを見つけ、保育士が無理に食べさせた。園児がそれを吐き出すと、保育士は突然、右手で園児の頭を強く叩いた。立っていた園児は保育士に叩かれて、床に倒れた。 保育士は12日に行われた取り調べで暴行の事実を認めながらも、「しつけのためだった」と話したという。 yugiri@yna.co.kr
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