金第1書記の妹ヨジョン氏、2年前に軍の閲兵式に身分隠して参加

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第1書記の妹で、最近本格的な公開の歩みを見せている金与正（ヨジョン）党副部長が、2年前に軍の閲兵式に身分を隠して参加していたという主張が15日、提起された。

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　米国自由アジア放送（RFA）はこの日、平壌（ピョンヤン）の消息筋を引用して「2013年に行われた伝承60周年記念閲兵式（7月27日）に金与正が身分を隠して他の人と同じように参加した」とし「閲兵式当時、金日成（キム・イルソン）広場を徒歩で行進した」と報道した。

　この消息筋はRFAに「これは実務能力と下部の実情を密接に把握しなければならないという趣旨で行われたもの」とし「金与正はこれまで政治の舞台に出るために、難しく大変な分野で実務経験を積んできた」と付け加えた。

　金与正は昨年11月27日に初めて「党副部長」という役職が確認された後、ことしに入り金第1書記のほぼすべての公開活動に同行するなど、権力の全てに乗り出している。